今回は床材を決めた時の打ち合わせのお話です。
床に関しては打ち合わせ前の認識としては、畳かフローリングか?フローリングなら無垢か合板か?程度しかありませんでした。(相変わらず甘い認識)
でもいざ打ち合わせとなると色々と決めないといけないんですね。
どんな床にするか?床材はどれにする?色や模様は?床に貼る向きは?
もちろん事前に検討はしていないので聞かれてから慌てて検討していくといういつもの流れです。
床材
和室は無いのでトイレと洗面室以外は全部屋フローリングです。
無垢材などにこだわりもなく、機能性重視でいこうということで、メインの床材として選んだのはRGシートフロアという提示された床材の中では比較的リーズナブルなものだったはず…。
このRGシートフロアなんですが、ネットで調べてもあまり情報が出てこなかったのでダイワハウスオリジナルの名称なんでしょうか。
ノンワックス仕様ということで、ワックス等のお手入れは不要。マメに手入れするということが苦手な私にはぴったりです。
板の幅が15センチと広いのも好みです。無垢材で幅が広いものにしようとすると値段が跳ね上がるそうですが、シートフロアなら好きな幅を選んでも値段に大きな影響はないのでお財布にも優しい。
シートフロアということで、木目はプリントです。そこまでパターンが多いわけではなく、ちょっと探すとすぐ近くに同じパターンがあったりするので、気になる人は気になるかもしれません。
光の加減で分かりにくいけどこんなすぐ近くに同じパターンが来るところもある。間隔50cmぐらい。
自分は気にならず、むしろ子供と一緒に同じパターン探しして遊んでますがw
色の方向性
RGシートフロアのカラーは6色から選べ、どんな雰囲気にも合わせることができそう。
ということで、打合せ当初は扉や靴箱などの色と統一したいなーとか思っていたのですが、いざサンプルを見てみるとどれもこれも微妙に色や質感が違うw
当たり前と言えば当たり前なんですが、全部ダイワハウスで注文するとはいえ、後ろで作っているメーカーはバラバラなのでなかなかうまくいかないもんですね。
木の色を統一したいという思いは早々に打ち破られ、計画変更を余儀なくされます。
あえて床の色を明るく、家具や建具の色を濃くしてコントラストをつけるか、それとも両方の色を同系色で揃えることでナチュラルな感じを目指すのか、どちらかで迷いましたが、我が家は床の色に近い色で家具や建具をそろえようという方向性で行くことにしました。
各部屋の色決め
床の色は各部屋ごとに変えることもできますが、床の色を変えると色の境目に見切り材が入ってしまうことになります。
引き戸であれば見切り材の代わりにレールが入るので気にすることは無いのですが、開き戸の場合は同じ色にしておけば部屋と廊下で床の切れ目がなくフラットになるんですね。
せっかく部屋と廊下が切れ目なく繋げられるものを、わざわざ色を変えるために見切り材を入れることもないだろうということで、基本的にはひとフロア全部を同じ色で統一することにしました。
見切り材が無くてまっ平な床。この床はRGシートフロアのラスティックオーク柄。
具体的にはこんな感じの色になりました。
1階はリビングに大きな窓もあることだし明るいイメージでライトオーク柄に。
2階は寝室メインになることから落ち着いた色がいいということで、1階よりは明るさを押さえてラスティックオーク柄に。
ついでに階段の色をグレインミディアム(階段はRGシートフロアじゃなくてNDフロア階段)にし、ちょっとグラデーションになるようなイメージで1階と2階の中間っぽい色にしました。
2階に採用したラスティックオーク柄は濃い色と明るい色のコントラストが強めで割と気に入ってます。
フローリングの向き
床材、色と決まって最後はフローリングを貼る向きです。
インテリアコーディネーターさんによると、基本的には部屋でも廊下でも「長手」(長さがあるほう)に沿って貼るほうが一般的とのこと。そのほうが空間が広く感じるんだとか。
でも必ずそうかというと、そこまで絶対な話ではなくケースバイケースで決まるそう。
うちの場合も、1階はリビングと廊下でフローリングが繋がっていますが、廊下の長手に合わせるとリビングの短手に沿うことになってしまいます。
検討の結果、リビングの長手に沿わせることに。廊下はそれほど長くないのでそこまで気にならないかなということになりました。(実際住み始めればすぐに慣れた)
ちなみに2階は1階とは逆に廊下に沿う方向にしており、1階とはフローリングの向きを変えてあります。
「長手(ながて)」は変換で出てきたけど「短手(みじかて)」は出てこない。読み方合ってるのかな?
床が決定
ひとまず床の打ち合わせはこんな感じで決まりました。(本当は洗面所とかトイレの床は別で決めるんだけど…)
床は面積が大きく部屋の印象を大きく左右するところなので、センスに自信のない自分にはあまり冒険する勇気が出ず、全面的に無難な選択になったと思います。
壁紙でも同じことが言えますが、こういうところでおしゃれな柄にしたりできる人はすごいなーと思う今日この頃。
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