妻から「よさそうな分譲地があるから見に行ってみよう」と誘われてから約一ヶ月。
そのころはまだ家を建てることを本格的に考えておらず、そろそろちゃんと考えようかなーぐらいにしか思っていませんでした。
それがまさか一か月後には契約書に判を押すことになっているだなんて…
あまりにも早い決断の理由
もともと私は物を買うのに時間がかかるほうで、衝動買いなどはほぼしたことがありません。
最近は5000円のイヤホンを買おうか一ヶ月ぐらい悩んでました。(そう考えるとイヤホンと家を同じぐらいの感覚で買ったともいえる…)
そんな私がこの短期間で一生で一番大きな買い物を決断することになった理由、それは土地です!
最初に土地を見た感想は「ふーんいい感じだね」ぐらいだったのですが、これはまだ真剣に検討していなかったことによるもの。
その後真剣に必要な条件を挙げていくと、この土地が条件の大半をクリアしていることが判明。また、近隣で売りに出ている土地の中では自分の条件に最も合っていたのがこの土地でもあり、考えれば考えるほど自分の希望に合っていると思えてきました。
いつもの私ならもっと考えたいので決定を先延ばししそうなところですが、土地の場合は後になってから「同じものを」ということができません。
時間をかければもっといい土地を見つけられるかもしれませんが、その場合長期戦も覚悟しなければなりません。
この土地をスルーしたとしてもっといい条件の土地が見つかるまで数年間待てるか?みたいな自問自答を繰り返し、やはり土地はここがベストだという結論に至りました。
土地を決めたらあとは自分を信じるのみ。
ハウスメーカーに関しては、土地がダイワハウスの建築条件付きということで、他社との比較検討はほぼしておりません…。他の家づくりブログとか見てるとハウスメーカーを決めるだけで何回も打合せしている人ばかりだというのに。
「いい土地だ!」「大手のハウスメーカーだから信用しよう!」「xevoΣ?かっこいい名前だな!」「営業さんも頼れそうな人だ!」
…土地をここにすると決めたあとはもう勢いで自分を納得させたような気がしますが、幸いなことに今のところ後悔はしていません。
本当に「土地探しはタイミング」だなあと思います。
ガチャで狙ったやつが一発で出たようなものだと思ってる。
契約時点の進み具合
我が家の場合は検討期間がかなり短いこともあり、普通の注文住宅の契約の流れとは順番が違ったり、順番にやるべきところを同時進行でやったりしたところもあったと思います。
契約の時点の進み具合はこんな感じ
- 土地決定
- 家の形は一応決定
- 正方形で総2階
- だいたいの間取り
- リビングこの辺、キッチンこの辺、2階は4部屋ぐらい…程度
- 主な設備
- 太陽光発電なし、床暖房あり…とか
- 外構ほとんど決めてない
- ローンは仮審査がいくつかの金融機関で通った
- 金額はこの時点の見積もり額+必要経費も込み。
- 頭金にするぐらいの貯金はあるけどフルローン(!)
- ファイナンシャルプランナーにライフプランを相談してローン返済やっていけそうだと自身がついた
ということで、家に関しては本当に大体のことしか決まっていません。
これから間取りや設備を決めていくにあたり、ガンガン追加・変更していくということで営業さんとも話をしていました。(結構危ないやり方なような気もするんだけどそんなもんかな?)
まだ家の中身があまり検討できていないため、費用も確定していません。
そんな状態で契約して大丈夫なんか?という不安はありましたが、後で大きく見積もり額が上振れすることがないように、できるだけ自分たちの希望を見積もりに含めてもらうように意識して話をしていました。
このあたりは営業さんとよくコミュニケーションをとっておかないと、あとになって「それ見積もりに含まれてませんね」とかなって痛い目を見ることになります。
結果的にはそういうことはほぼ無く(ちょっとはあったけど)、契約時の見積もりよりも少し安いぐらいで納めることができたので、自分たちの価値観を早い段階で理解してくれ、漠然とした希望をうまく汲み取ってくれていた営業さんには感謝しております。
いざ契約だ
そして迎えた契約当日。
契約する決心はついたのですが、それでも「ハンコ押したらもう戻れないんでしょ?」というプレッシャーがあり朝から朝ごはんしかのどを通りません。(?)
ダイワハウスに到着すると早速契約書にハンコを…ではなく、まずは建築士さんから重要事項説明というものを受けます。
法令で決まっているということでしたが、土地と建物両方で契約内容だったり、土地や建物について細かく説明を受けていきます。
書面だけ見てると細かくて難しそうですが、そこは分かりやすく順番に説明してもらえたので、こちらも一つ一つ確実に理解していきます。
重要なことはこれまでの打ち合わせでも何度も出ているので、ここにきて想像もしていない話が出ることはありませんでしたが、それでも結構な時間がかかりました。
それが終わるといよいよ契約書です。
契約書に署名・押印を押すタイミングになって
押すよ?押しちゃうよ?
とかダチョウ倶楽部の伝統芸みたいなことを妻に言って無駄に時間使ってたらダイワハウスの皆さんが遠くを見ていたような気がします。
そういえばこのとき使ったハンコは実印じゃなくてもいいとのことで、私は(しっかりとした)認印を使いました。実印は本当に必要なときのためにとっておくスタイル。
土地や建物の契約書以外にも重要事項説明書や、その受領書など、この日は押印が必要な書類にバンバンハンコを押していきます。壺の契約書とか混ぜられていたらうっかり押してしまうかも。しっかり確認しましょう。
契約を終えて
契約をしてようやく一息、肩の荷が下りた気持ちになりましたが、うちの場合は休んでいる暇はありません。
お昼を挟んで午後からは引き続き、家づくりのための打ち合わせが始まります。
もう契約してしまったので後には引けません(契約金を捨てる覚悟があればローン組む前になかったことにはできるけど…)。後は集中して自分たちが住みたい家を納得するまで作っていくのみです!
厳密には1か月経たないぐらいで契約している。後悔はない。
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