家を新築するなら気になる冬の暖かさ。
私はダイワハウスで家を建てましたが、設計段階から寒さ対策は重視していました。
その結果なのか、ダイワハウスのポテンシャルなのか、1年目の冬はとても暖かく過ごすことができました。
ダイワハウスのxevoΣの家に住み始めて1年目の感想はこちら
ただ、家自体は暖かくて満足しているのですが、状況によってはメイン暖房のエアコンと床暖房いがいの補助暖房が欲しくなる場面もちらほら。
例えば、
- 玄関や廊下でちょっと作業をしたいとき
- 短時間の滞在に少し暖かくしたいとき
- デスクの下をピンポイントで暖めたいとき
などなど。
我が家は全館空調ではありません。
そのためいくら家が高気密高断熱だからと言っても温めていないところは寒いんです。(それでも外気温と比べると10度以上高かったりするのですが)
寒い場所でちょっとした作業をしたいときに、いちいちエアコンをつけるのも面倒で、手っ取り早く自分のところだけスポットで暖められる暖房があるととても便利ですよ。
まずは環境を整える。加湿器
補助暖房が欲しいと言っておきながら、まず必要なのは加湿器です。
冬は空気が乾燥しているのに加え、エアコンや床暖房をつけているとさらに空気が乾燥していきます。
室内の快適な湿度は40%から60%といわれるところが、暖房だけで放っておくと湿度が20%台に下がってしまうことも。
空気が乾燥していると目やのど、皮膚の乾燥を感じるだけでなく、体感温度も下がってしまうため、十分な暖かさを感じるために余計に暖房を強くしないといけなくなってしまいます。
暖かさだけではなく体調を整えるためにも湿度を管理することが重要なのです。
部屋に長時間いることが多い高齢者や、乳幼児にとってはより重要性が増します。
前置きが長くなりましたが、我が家で採用した加湿器はこちら。
ダイニチのハイブリッド加湿器HDシリーズです。
やはりシェアNo.1*のダイニチさんが安心感あります。
2013~2020年度(年度=4月1日~3月31日)加湿器 メーカー別販売金額シェア ダイニチ/全国有力家電量販店の販売実績集計/GfK Japan調べ。
ダイニチの加湿器が選ばれる理由
パワフルに加湿するためのヒーターを内蔵していますが、熱い蒸気は出ないため小さな子供がいても安全です。
また、実際の部屋の広さよりもやや広い部屋向け加湿量のものを選ぶことで、フルパワーでなくても充分な加湿ができるものを選んでいます。
衛生面やメンテナンス性を考えると、加熱し続けるタイプの加湿器も候補に挙がりましたが、電気代やメンテナンス性なんかを考慮した結果、ダイニチのハイブリッド式(気化式×温風気化式)加湿器を選びました。
17畳のリビングでも素早く加湿してくれるのでとても満足
ピンポイントですぐ暖かい。カーボンヒーター
とにかくすぐ暖めたいと考えたときに真っ先に思い浮かんだのがカーボンヒーターです。
※製品の材質によって カーボンヒーター / グラファイトヒーター / シーズヒーター など名前が変わりますが、ここでは厳密な違いは考えず「だいたい特徴は同じ」ぐらいで扱ってます。すまない。
スイッチを入れればものの数秒で暖かさを感じることができます。
基本的に暖かくなるのは機器が向いている方向だけなので、狭い空間や1~2人向けが主な使用用途です。
テレワーク中にデスクの足元が寒いなんてときにぴったりです。
我が家で使用しているヒーターはこちら(の旧モデル)。
アラジン特有のレトロ感あるデザインがいい感じです。
よりコンパクトなものがよければカーボンヒーターとよく似たハロゲンヒーターも候補に入ります。
比較的サイズが大きく価格も高めなカーボンヒーターに対し、ハロゲンヒーターはサイズが小さいタイプのものも多く安価な傾向があるので、用途によって使い分けるのもいいですね。
主にデスクの足元用に使用してます。
コードレスでどこでも使える。災害対策にも。カセットガスストーブ
カーボンヒーターのほかに候補に挙がったのがカセットガスストーブです。
カーボンヒーターは電気で暖めますが、カセットガスストーブガスを燃料に暖めます。
実は我が家は停電したらエアコンや床暖房をはじめ暖房がすべて使えなくなります。
いざとなったら車のエアコンぐらいしかなく、災害対策という観点からは不安でしかありません。
比較的寒冷地に住んでいるため完全に停電した場合はこれ一台で安心とはいきませんが、急場の一時しのぎとしてはこれで持ちこたえることもできるでしょう。
カセットコンロと同じガスボンベが使えるので、日常使いでガスボンベのストックもローテーションしやすいこともポイントです。
カセットガスボンベと言えばイワタニで間違いない。
ガスボンベ1本で3時間ほどと若干燃費の悪さを感じますが、日常使いするものではないので気にしないことにしています。
何よりガスのパワーが強く、暖まる速度も速いです。
その分本体は熱くなるため小さい子供がいる場合は触らないよう注意が必要です。
【番外編】空気が汚れず乾燥知らず。遠赤ヒーター「談話室」
ここまで紹介した暖房器具とは一味違ったものもご紹介したい。
遠赤ヒーターの「談話室」です。
実際に使用している部屋で過ごしてみたのですが、
機械を素手で触っても暖かいという程度で熱い部分はなく、やけど等の心配はありません。
「談話室」を中心にじんわりと暖かい空気が伝わり、暖まり過ぎないというのもポイントでしょうか。
ファンヒーター等のように換気が必要になることもないため、乳幼児や高齢な方など、空調管理に特に気配りが必要なときはこの遠赤ヒーターが力を発揮してくれるでしょう。
私の実家で実際に使用していますが、部屋に入ると体感温度がふわっと上がるような感覚で、エアコンや灯油ファンヒーターとは違った暖かさを感じます。
長時間つけていても空気が汚れず、乾燥に敏感な家族には好評でした。
まとめ
ダイワハウスで家づくりをしているときから「ダイワハウスの家は寒い」という評判はちょこちょこ目にしていました。(ちょっと検索しようとするとすぐにGoogleがおすすめしてくる)
ただ、実際に住んでみて感じることは気密性も高く、暖房も効率よく暖まり暖かいということです。
(もともと寒冷地に住んでいることもあり、暖かいという基準は若干低いかも…)
全館空調ではないため寒いところは寒いのですが、そういうところには補助暖房も使って快適に暮らしていきたいですね。
現在外気温が-5℃ですが、リビング以外も補助暖房程度で充分いける…!
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