分からないことだらけの住宅ローン
家を建てようといってもキャッシュでポーンと払えるような身分ではないので、費用は住宅ローンのお世話になります。

しかし住宅ローンと言ってもわからないことが多すぎて何から始めればいいのかも検討が付きませんでした。
- いくら借りられる?
- 借りたとして、何十年もちゃんと返済できる?
- 頭金ってどのぐらい必要?
- 銀行によって何が違うの?
- etc...
疑問が疑問を呼び、まだ借りてもいないのに不安でいっぱいです。
しかしそんな私にもダイワハウスは手を差し伸べてくれました。

「ファイナンシャルプランナー呼んで相談に乗ってもらいましょうか?」
プロが相談に乗ってくれるとは心強いです。…でもお高いんでしょう?

「無料で大丈夫です!」
よろしくお願いしました。
これはダイワハウスで通常行っているサービスではないような雰囲気を感じましたが、タイミングが良かったのか何なのか、今回は費用はかからないということでした。
ファイナンシャルプランナーに相談だ
相談をする際に、あらかじめ準備の指示があったものは…
- 直近の年収
- 先月のお金の使い道がわかるもの
- 預貯金の金額
このぐらいでした。
細かいことは対面で確認するにしてもこんな簡単でいいの?ぐらいに情報量が少ないように感じたこともあり、出すかどうかは別として、ひとまずあるだけの情報を持っていくことに。
源泉徴収票、給与明細、家計簿、通帳、保険や投資の契約書なんかも持っていきました。特に隠すようなこともないので全てをさらけ出していくスタイル。
結果、ほとんど使いました。やはり情報は多いほうが深い相談ができるとのことで、持って行ってよかったです。
相談ってどんなこと話すの?
相談にのってくれたファイナンシャルプランナー(FP)さんはダイワハウス所属ではなく独立した立場とのこと。「あくまで今後のお金のことについて相談に乗るだけで、ローンの金額を吊り上げたりダイワハウスが有利になるような話はしないですからね」とのこと。
警戒している感が伝わってしまっただろうか。
それはさておき、相談した内容としてはざっくりこんな感じ。
- 自分たちのお金の使い方の傾向を整理して把握する(これまでのこと)
- 仕事や収入、預貯金、保険、投資等の整理(現在のこと)
- 今後大きくお金を使いそうなイベントごとについて確認(これからのこと)
こんな感じのことを話しながら、自分たちのことを理解してくれ、最終的に「こういう想定でいけばこれぐらいが充分に返済できる金額ですね」というアドバイスをもらいました。
実際には「何年後にこういうイベントがあるから~」や、「収入の見込みがこのぐらいで、○年後は支出が増えるので預貯金が減ってくる~」等、かなり細かく説明してくれてます。
また、後日ライフプランという形で、今後のお金の流れを表とグラフにまとめたものも頂きました。
これを見ると今後お金に関して何かあったときに、家計への影響がどのぐらいあるかがすぐに把握できるようになっているので、「将来の家計は大丈夫なのか?」という相談前の不安が一つ消えたように思いました。
ライフプランはネットで探せば自分で作成する方法もたくさん出ていたのですが、自分でやる場合はどうしても知識が足りなかったり、視野が狭くなってしまう部分があるため、私の場合は専門家に相談したことで納得のいくライフプランになったと思っています。
ちなみに今回のような相談をダイワハウスを通さずにした場合、いくらぐらいかかるのか興味本位で聞いてみたのですが「2~3万円ぐらいはしますね」とのこと。
相談する前に3万円かかると言われれば躊躇したかもしれませんが、相談した後から考えれば高くない費用じゃないかなと思います。相談前はよく分からないモヤモヤした不安だったものが、将来の課題として前向きに考えられるようになり、それぐらいの価値はあったと思えます。まあ無料だったんだけど。
次のステップは
さて、これで自分がどのぐらいの住宅ローンを返済できるのかを把握することができました。
もちろん将来のことなので、見込みと違うことも出てくるはずですが、そのときは今回たてたライフプランを修正すればいいでしょう。いざそのときになって何もないところから考えるよりも全然ハードルは低いように感じます。
一つ注意することがあるとすれば、「自分が返済できる金額」と、「自分が借りられる金額」は異なるということです。
今回はあくまで「自分が返済できる金額」を相談したのですが、「自分が借りられる金額」はその金額ではありません。
では自分はいったいいくら借りることができるのか?
それは金融機関で仮審査をしてもらう必要がありますが、それはまた別でまとめることにします。
では。