家を建てるからには暖かい家を建てたい!みたいなイメージありません?
私が住んでいる地域は豪雪地帯というほどではありませんが冬は当たり前に雪が積もる寒冷地です。 寒いときは最高気温が0度以下という日もあったりするので、やはり家の暖かさは気になるところです。
しかしダイワハウスで家を建てることを調べているとちょこちょこ目にする「ダイワハウス 寒い」のキーワード。 ねえ、Google先生、そんなに不安になるキーワードをおすすめしてこないでよ。
調べてみると、
- 鉄骨だから寒い
- 高い天井は寒い
- 大きな窓は寒い
見事にXevoΣの売りが寒い理由につながっていますね。
ではほかのハウスメーカーを検討するのかというと、うちの場合はNOです。 なぜならそこがダイワハウスの分譲地だから。 寒いかもという理由だけでその土地をあきらめるという選択肢はありません。
寒いのならば設計でそれなりの対策をしようということで当初から意識はしていました。
とはいえ当時は建てる前から不安が膨らんでいましたけどね。
そんな不安も乗り越え、冬を迎える前に無事入居することができ、今この記事を書いている今はもう6月。
なんならもう暑い。
そんなタイミングで冬の寒さがどうだったかという、笑止千万記事となっておりますがお付き合いいただけたら嬉しいです。
住んでみた感想。のまえに前提
まず私が以前住んでいたのは築40年を超える木造の戸建て住宅で、周囲の建物に囲まれて日当たりもよくない家に住んでいました。主な暖房器具は灯油ファンヒーターとこたつです。
灯油ファンヒーターを消して10分もすれば部屋の気温はグンと下がるような有り様で、気密性などかけらも感じられず、朝起きて居間に行くとそこは極寒と言っていい空間になっているのです。良く言えば素晴らしい通気性…。
そんな家に住んでいたものですから、「鉄骨の家は~」とか「ほかのハウスメーカーは~」とかそういうレベルの比較はできません。もっと低いレベルの話で、ダイワハウスで家を建てたら冬はこんな感じだったという感想を書いていきます。
ダイワハウスの家、寒くないよ
ということで実際に住んでみた感想としては、夫婦そろって「すごく暖かかった」です。
やはり気密性が高いというのは影響が大きく、一度部屋が暖まってしまえば、真冬でもエアコンが止まっていてもしばらく気付かないぐらいには暖かいです。
床暖房は止めても30分程度は暖かさが持続するうえ、気密性が高いために気温の下がり方が緩やかなので、1、2時間は暖房無しでも寒くなることはありませんでした。
床暖房はリビングとキッチンだけなので、さすがにTシャツでも家中ポカポカとまではいきません。ちゃんと暖かいかっこうをしてリビングにいれば、です。
あとは24時間換気は強弱選べるのですが、寒い時期は弱に設定しました。強だと空気が動き過ぎて冷気を感じます。特に壁のスイッチ類から冷たい風が吹き出している感じでした。なぜかコンセントはそうでもなかったけど。これは換気を弱にしておけば気になるほどではありませんでした。
このあたりはちゃんと対策しておくだけだったのでそれほど不満にも感じていません。
2年目から加湿器や補助暖房を使うようになりました。暖めていない部屋はこれで充分。
設計で意識した寒さ対策
実際に住んでみたら心配してたほど寒いということはありませんでした。
ただやはり寒い地域に住んでいるため、設計の段階で寒さについてはいろいろと対策してみました。
専門家ではないのでこんなことやってみたよ程度ですが参考までに…
天井高は高くしない
2m70cmの天井高はXevoΣの売りの一つでもありますが、うちでは2m40cmにしました。やはり暖房のことを考えれば天井は低いほうが有利です。(2m70cmにすると階段の段数が増え、2階の間取りに影響が出そうだったということもありますが…それはまた別のお話)
床の高さを下げるロースタイルリビングというものも人気ですよと聞いたのですが、わざわざ段差作るメリットがあまり感じられず不採用となりました。
暖房器具
暖かい空気は上に流れる。となれば床暖房は理にかなっているでしょう。
床暖房なんて贅沢では…?とか思ってた時期もありましたが、今となっては必ずつけるべきものだったと思ってます。
エアコンについてはリビングとキッチン合わせて約17.5畳に対して、エアコンは18畳用のモデルを設置しています。メイン暖房としては考えていないので寒冷地仕様ではありません。
エアコンには素早く部屋全体の空気を暖めてもらい、床暖房には下から来る冷気を食い止めつつ暖めてもらうという適材適所な感じで働いてもらってます。
一度暖まってしまえばエアコン切れてても床暖房だけで平気という日も多かったです。
階段に扉
2階への階段はリビングにあり2階との空気を遮断しないと暖かい空気がどんどん上に行ってしまいます。あまり重い扉はつけたくなかったので、ライトスルースクリーンという間仕切によく使う扉をつけてます。
やはり効果は高いようで、扉を開ければ2階側のほうが空気が冷えているのを感じます。
暖かくなったらこの扉は開けっぱなしです。(引き戸なので邪魔にならない)
1回目の冬を過ごして
暖かいか寒いか、という話は地域や立地などの条件にも左右されますし、個人の主観によるところも大きいと思うので、実際に家を建てて住んでみるまでは安心できなかったのですが、結果暖かく過ごせて満足です。
そういえば結露は全く見ませんでした。全体的にやや乾燥気味だったので加湿器の能力が不足してたかもしれません。湿度計の性能については来季への課題ですね。あと湿度計買っておけばよかったなと今更思ってます。
~追記~
加湿器や補助暖房等購入しました。全館空調ではないので温めていない部屋は当然寒いです(それでも外と比べると10度以上も暖かいのですが)。そんなところにちょっとしたスポット暖房や足元暖房があるとより快適。
光熱費については、引っ越し前が灯油メインだったものが電気&ガスに変わったのでよく分かりませんでした!たぶんほぼトントンか、ちょっと上がったかもしれない…。暖房の使い方に慣れていなかったこともあるので改善の余地はありそうです。
そろそろ暑くなってきたので今度は冷房の心配ですね。今のところ家の中は涼しそうな気配を感じているのですが、どうなることか。

また寒くなり始めた時期に季節外れの夏の記事を書こう。
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