家が完成!それから始まるアフターサービス
大変だった設計。建築が始まってからもなにかと慌ただしく落ち着かない日々。現場をのぞきに行く度に出来上がっていく家。あれ?なんか打合せと違くない?という毎日を乗り越えようやく完成した我が家。
何とか引っ越しも終えたタイミングなので一息つきたくなるタイミングではありますが、忘れてはならないことが一つ。
「家は建てたあとのほうが肝心」 from 大和ハウスのホームページ
そう。当たり前のことですが家を建てた理由は、単に家を建てたかったのではなく安心して暮らすための手段として家を建てたのです。
安心して暮らしていくためには建てた家を維持していかなければなりません。
しかし家を維持すると言ってもあまり詳しいことは分からない…
そんな私に強い見方が。
それがダイワハウスのアフターサービスです。
なんか深夜の通販みたいな文章になってしまった
ダイワハウスのアフターサービス
XevoΣの場合は保証期間が30年です。
詳しいことはダイワハウスのホームページに書いてありますが、建物の構造や防水に関しては30年で、それ以外(水回りの設備関係とか建具、見た目に関する部分など)は場所ごとに2年、5年、10年という感じで細かく分かれています。
そしてその保証期間内は定期的に無料点検をしてもらえるので、家を建てた後もダイワハウスとはお付き合いが続くことになります。
無料点検は、1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、5年、10年、15年、20年、25年、30年のタイミングで実施してくれるとのこと。
この辺りは保証書に書いてありました。(ちょいちょい説明もしてもらってました)
個人的に意外だったんですが、家にも保証書ってあるんですね。家電製品みたいでもらったときにちょっと不思議な感じでした。
1ヶ月点検当日
引き渡しから1ヶ月の点検ということでしたが、実際のところは引き渡し後もダイワハウスとはちょこちょこやり取りがあったので(主に書類関係の話とか補修とか質問とか…あと補修の件とか)、間が空いた感じではありませんでした。
ただ、これまでメインでやり取りをしていた営業さんや現場監督さんではなく、これからはアフターサポート専門のスタッフが対応してくれるようになるとのこと。
営業さん、現場監督さん、今まで本当にありがとうございました。(とかいいつつ継続している件があるのでもうしばらくよろしくお願いしますね)
事前に電話で都合のいい日を確認してもらっていたので、夫婦そろって対応できる土曜日に点検をお願いしてありました。
そして当日、サポート担当ということで、初めましてのかたが一人と、現場監督さんが一緒にいらっしゃいました。
現場監督さんは一部補修個所の対応も兼ねて来ていたので、普通はサポート担当のかたが一人なのかな?と思います。
点検については、あらかじめ入らないでほしい部屋があれば入らないとのことでしたが、うちはフルオープンで見てもらうスタイルです。
もう全部見てほしい。ぜんぜん片付いてない部屋とかあって恥ずかしい気持ちも無くはない。しかし不具合があるなら早いうちに見つけておきたい。
ということで今後の定期点検もできるだけフルオープンなスタイルで挑みたいと思ってます。
聞いてみたら「寝室なんかは見ないでほしいというかたも多いですね~」とのこと。
点検の結果は…
さすがにまだ入居して1ヶ月も経っていないので、使用方法による不具合等は少なく、あるとすると初期不良だったり、施工から少し時間がたったことで判明する不具合だったりが多く、そういう個所を重点的に点検するとのこと。
さて、我が家の1ヶ月点検の結果はいかに…
糊の拭き残し
クロスの縁の見切り材や床の部分に、拭き残された壁紙の糊が浮き出てきて黒ずんでいたり白っぽくなっていたりするところがちらほら見られました。よくあることだそうで、ササっと掃除してくれました。
実はこの糊の拭き残し、入居直後にも気付いて結構な範囲で自分で掃除していました。まだあったかーという感じだったのですが、うち結構これひどかったんじゃないかな?
まあ、拭いて住むなら大丈夫でしょう。
建具の調整
サッシの動きを確認して調整してくれたりとかしてましたが、そのあたりは素人目には特に気になっていたこともなく、専門家目線で調整してくれていました。良くなったのかはよくわからなかったけど。
他は特に問題なし
まだ入居後に問い合わせた補修なんかが済んでないこともあると思いますが、それほど悪いところはありませんでした。
新築なんだから当然と言えば当然なのかもしれません。
今後もお世話になるサポートチームとのやり取りを確認できただけでも有意義だったと思います。
と、点検という意味ではだいたい上記の通りなのですが、個人的にはそれ以外の部分のほうが大事だったと思っています。
それ以外の部分は何か?というところですが、
- 住んでみて気付いたモヤモヤの解消
- 暮らしに関するアドバイス
です。
住んでみて気付いたモヤモヤの解消
住み始めると各設備について「これ不具合かな?」とか、「掃除やお手入れはどうすればいいんだろう?」というような疑問が次々と浮かんでくるので、思いついたらその都度メモしておくようにしてました。
例えば、洗面台についているプラスチックのカバーのような部品が、ぱっと見は何の異常もないのですが、あるとき、特定の場所をピンポイントで押すとこの部品がポロっと取れるということに気付きました。
これが不具合なのかそもそもそういうものなのか、感覚的過ぎてわざわざ問い合わせしてもいいのかすらよくわからず、すごくモヤモヤしてしまっていたのです。問い合わせるにしてもこのプラスチックの部品なんて言うんだ?みたいな。
定期点検はこういうものを直接現場で見てもらうことができるチャンスです。
見てもらったうえで「こういうもんだよ」となれば少なくともモヤモヤは晴れます。(代わりにメーカーに対する評価が落ちることにはなりますが。)
ということでこの謎のプラスチック部品について質問してみたところ、ちゃんとメーカーに確認するということで一旦持ち帰りとなり、後日メーカーのメンテナンスのかたが来てくれて直してくれました。「パーツ不良を疑っていたが、現場で確認したら微妙に設置の仕方が甘かった」とのことで簡単に直ったそうです。
直接見てもらえるって素晴らしい。
アフターサービスって家だけじゃなくてそこに住む人のサポートもしてくれるんですね。
こちらが設備に慣れていないということも大きいと思うのですが、家中のもの全てが新しいものになってるので質問が多くなってしまうのはしょうがない。
暮らしに関するアドバイス
点検が終わった後に掃除の方法だったり自分たちで行う点検のポイントだったりと簡単なアドバイスをもらったのですが、中でも印象に残ったのは水回りに関するアドバイスです。
特にトイレの詰まりに関するくだりでは、実例も交え実に分かりやすく説明してくれました。
これには私としても担当者個人の水回りに関する強いこだわりを感じざるを得ません。
出来ることならあの会話を録音してお届けしたいところですが、ここはブログ。
面白さは半減してしまいますが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
- 新築でもトイレの詰まりは割とよくあるトラブル
- 特に2階トイレは水圧が弱かったりして詰まりやすい(うちはトイレ1階だけだけど)
- トイレのスッポンは是非常備しておいてほしい
- (市販の流せる掃除ペーパーみたいなのとか流していいの?という質問に対して)流すときは一枚ずつ流す、充分に水が染みてから流す、"小"で流さず"大"で流す。使うときはこのあたり守れば大体大丈夫。
だいたいこんな感じでした。文章で書くと別に面白くないな。
まとめ
アフターサポートに関しては、家の構造や機能に関して検査してもらえることだけでなく、そこに住んでいくうえで分からないことや不安に思うことを解決できる場があるということがありがたいポイントだと思いました。
アフターサポートへの問い合わせは電話だけでなくダイワハウスのWebサービスからも行うことができます。
今度機会があればそっちも試してみようかな。
私の文章能力が足りないばっかりにサポート担当さんの水回りに関するこだわりをお伝えしきれないのは残念でならない。
6カ月点検の様子はこちらから。
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